こだわりの調味料
こだわりの食品
愛知県高浜市の酒屋 美味良酒「マルア」。日本酒にこだわりを持つ3代目店主が豊富な銘柄の清酒とこだわりをお届けします。
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一般に味覚の感じ方で「甘味」は低温から高温になるにつれ増大し、35℃位で最大に感じます。 逆に「苦味」及び「辛味」は温度が高くなるにつれて弱く感じます。「酸味」は温度による味の強さは感じにくくほぼ一定です。 お酒の味に大きな影響を及ぼすのは酸味と甘みですが、酸味は甘みを強める一方で酸味が弱くなるので、最終的には甘みが強く感じられます。 お酒を温める事を「燗をつける」と言いますが、方法は色々とあります。 鍋等に直接お酒を入れてそのまま火にかけるのが『直火燗』です。 一度に大量のお酒を直ぐ温められるという利点はありますが、鍋等に接する部分では余計に温まり、アルコールが揮発し、辛い酒になったり焦げた匂いなどが付いたりするので香りが変わってしまいます。 一方、徳利などの酒器に酒を入れ、鍋に水やお湯を入れて温めるのが『湯せん燗』です。ただし『湯せん燗』にも幾つかの方法があります。 1つ目は「水から沸かす」方法。こちらは徐々に温度が上がっていくので、途中で香りがとんでしまいます。 2つ目は「熱湯につける」方法。こちらは酒器が急激に過熱されるので、アルコール臭が鋭くなりますし、酒器を引き上げた後も温まった酒器の影響で燗が進んでしまいます。 3つ目は「湯せん燗」。約80度に保ったお湯の中に酒器を付ける方法です。アルコールが揮発する温度よりも低いので香りが飛ぶ事もなく、温め過ぎる事も無いので、辛すぎるお酒になる事もありません。 なかなか難しいかもしれませんが、是非「湯せん燗」で、「燗酒」を楽しんで下さい。
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