蔵元の紹介

関谷醸造
山忠本家酒造

全米日本酒歓評会2014 蓬莱泉「和」銀賞受賞
2014年8月、全米日本酒歓評会の審査結果が発表され「特別純米 可」と「純米吟醸 和」が見事銀賞に輝きました!全米日本酒歓評会とは2001年からスタートした審査会で、日本とアメリカから選ばれた審査員がハワイのホノルルで2日間かけて審査を行います。2014年は約300点の日本酒が出品され、「特別純米 可」と「純米吟醸 和」が銀賞に選ばれました。

米の良さ、造りの良さが、そのまま反映される義侠の酒は、酒が本来持っている色を残し、香りを求めず、凝縮された米の旨味と、しっかりした酸が見事に調和した、厚みのある奥深い味わいが特徴。義侠の個性ともいえる圧倒的な風格さえ漂わせています。また、義侠の酒は熟成によりその本領を発揮するところがあります。あの奥行きのある深い味わいへと熟成したお酒に、素晴らしさを憶えた方は多いと思います。香味の変化を楽しみながら飲むために、何本かはストックして、常にそばに置きたい銘酒です。

 
清水清三郎商店
天領酒造

1869年(明治二年)に大黒屋清水清三郎商店としてこの地に創業して以来150年。今日もまた酒を醸しています。長い歴史の中で伝えられてきた「味酒鈴鹿國」に恥じぬよう、うまい酒を粛々と醸すことがこの地で酒造りをする者の宿命と心得えて、日々研鑽を重ね「現代の味酒」を醸してまいります。手をかければかけるほど米の旨味はまるくなり酒は成熟されていく。しかし単純に繰り返すだけの作業では良いお酒はできません。農作物がその年の天候や気温によって味わいに大きな違いが出るように、米を原料とし麹や酵母の働きを使って醗酵を生み出す酒も、またその年の気候や状況によって大きく左右されます。日々じっくりと米との対話を繰り返し、仕事をしていくこと。これが何より大切です。

蒲生氏郷公の家臣として近江地方で地盤を築き、日野屋佐兵衛と称し江戸時代の初め頃から江州日野から本州一円を巡って行商をしていました。
その後、飛騨に商いのため出店を構え、飛騨の人情の細やかさ、自然の美しさ、風俗の麗しさに魅かれて、この地に住み着き、物品販売のかたわら日本酒造りをはじめました。明治時代になって酒造業を家業として行うようになり、昭和31年「天領酒造株式会社」として法人化し現在に至る。飛騨の自然を愛し、人情を愛した日野屋佐兵衛の心意気を、酒造りを始めてから八代目になる現代まで脈々と受け継ぎ、飛騨の自然の恵みで育った酒造好適米「ひだほまれ」、飛騨山脈からの地下水をもちい、自家精米にこだわり、飛騨の酒を造る天領へと成長を続けています。